シーシェパード

 

 

お客様

昨今報道されている日本の捕鯨に関わる問題に関してお問い合わせをいた
だきまして誠にありがとうございます。弊社ではお客様のご意見やご質問
を常に歓迎しております。

お客様が弊社の公式コメントをご覧になられているか、が分かりませんで
したため、念のため、下記に添付させていただきます。

下記が弊社サイトに掲載いたしました、パタゴニア社からの公式コメント
になります。
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パタゴニア社はSea Shepherd Conservation Societyを1993年から資金また
は物資等を通じて支援しております。1993年を最後とする助成金プログラム
を通じたSea Shepherdへの資金援助は、その大半を自然環境のダメージや
破壊の根本の原因に働きかけている草の根の環境保護団体の支援に向けられ
る環境助成金プログラムを通じて実行されたものです。昨年度は、世界中の
415を越える非営利団体に対して資金援助を行い、1985年に同プログラムを
開始してから現在までに2900万ドルを超える助成を行っています。
 
パタゴニアは支援する団体を入念に審査することで、各団体がそれぞれの
ミッションや目標を効果的に実現しようとしているかだけでなく、各団体が
市民的不服従に関与しているかどうか、人々の生命を危険にさらすような行
為をしたことがないかについて照合しています。

最近、南極海でSea Shepherdの所有する船が、捕鯨を中止させ、また捕鯨船
によりクジラが殺されるのを防止するため、日本の捕鯨船の甲板に“悪臭
弾”を仕掛けました。これに対して日本の捕鯨船はSea Shepherdを“非人道
的なテロリストの攻撃”として非難しました。
 
過去においてSea Shepherd は、直接行動という戦術を採用してはいるもの
の、人命に対する脅威は回避するよう注意深く行動してきました。パタゴニ
アの考えでは、Sea Shepherdの今までの行動は“科学的調査”という名目で
行われてきた“クジラの捕獲”を、日本を含む各国の捕鯨船に中止させると
いう組織ミッションに対して効果を発揮してきたと捉えています。こうした
捕鯨は残酷的かつ暴力的であり、不必要なものです。Sea Shepherdに対する
支援は、残された世界中の野生生物、特にかつての生息数から激減し、現在
わずかな生息数しか残っていない生物を保護することに活動の重点を置いて
いる環境団体を支援するという、弊社の大局的な目的に含まれたものでした。

パタゴニアは、Sea Shepherdの戦術に賛同されないお客様がいらっしゃる
ことを認識しています。そのため、弊社はあらゆる機会において、クジラを
はじめとする野生生物の保護に対する情熱の結果として、いかなる関係者に
も危害が加えられたり、怪我を負うことのないよう、Sea Shepherd をはじめ
とする環境団体の行動を今後とも継続的に監視していく所存です。
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弊社は罪のない野生生物の生命と福祉を守るために、あらゆる地域で活動
している環境団体への支持を重ねて表明いたします。一方で、弊社は人々
の生命と福祉を危機にさらすいかなる行為も支持いたしません。これは創
業時から、そしてこれから将来にわたっても変わることのない弊社の姿勢
です。

この度はご意見を頂きましてありがとうございました。


パタゴニアカスタマーサービス   小林
URL: http://www.patagonia.com/japan/
e-mail: customerservice@patagonia.co.jp